さんかれあ(マンガ)11巻 感想
さんかれあ(マンガ) 11巻


前巻の衝撃のラストから少し遡り
混濁期に入ってしまい我を失った礼弥の元に

覚悟を決めて1人向かっていく千紘

自分の傷口をあえて見せつけて

自らを襲わせて、食べさせることにより

自分の味を感じさせ
本当に食べたいモノは何だったのかを
思い出させようとした千紘

しかし礼弥は「ちがう」と呟くと
近くを飛んでいたツバメをムシャムシャと食べ出し

完全に礼弥の中に自分がいないことを理解した千紘

千紘のピンチを察知してか?
身体をひきずって家からやって来たばーぶに
今まで心の片隅に礼弥が自分のことを本当は
覚えてくれているとどこかで信じていた

しかし先ほどの一言で信じていたモノが打ち砕かれ
怖くて礼弥に近づけなくなってしまった
こんな意気地なしな自分に1人の女の子の運命を
背負うことなんて・・・出来るはずなかったんだと千紘

そこに帰国した礼弥父こと団一郎が登場して
千紘にビンタを浴びせて

自分を知らない相手には自分の想いを
伝えられないというのか?
お前の礼弥への想いはその程度だったのか?と叱咤

そんな団一郎も礼弥に襲われて重傷を負うことに

倒れながらも千紘たちが去った後
茹五郎にあってゾンビの末路をすべて聞いた

それでもと気合で立ち上がり

礼弥の「想い」を「願い」を叶えてやれば
奇跡が起きると信じているから帰国した

そして今それが出来るのはお前だけなんだと団一郎

そして、そもそも自分たちは別々の人生を歩み
お互い何も知らない状態から始まったことを思い出し

礼弥にいきなりキスをする千紘

前回のキスと同じように千紘の唇を食べてしまう礼弥

それにより、記憶のそれとも想いの一部が蘇ったのか?
平静さを取り戻す礼弥

それを感じ取ってか?痛っでぇ~とオチャらけて
急に飛び込んできたから勢いでと言い訳をして

もしかして初キッスだった?とからかい
アンタの名前は?と初対面のように演じ
自分の名前が思い出せないと言う礼弥を
少し歩けば思い出すかもと外に連れ出す千紘

川沿いを歩いていると
以前も誰かと一緒に川沿いを歩いた気がすると礼弥

そんな礼弥に誰かとなんてビッチ系?からかう千紘

まだ誰とも正式に付き合ったことはないと反論し
アナタはあるんですか?と礼弥
自分も正式には誰とも付き合ったことがない

告白したオレの言葉に対して
「アンサー」をまだその娘からもらってないからと千紘

それから礼弥の行ってみたかった
遊園地や水族館などなど周って時が過ぎていき
まだ名前を思い出せないのか?と千紘

もう少し散歩をしたら思い出すかもと答える礼弥に

「オレ・・・本当は名前・・・知ってるんだ
キミの名前はさんかれあ」

「ずっとアンサーを待っていた人」だと千紘
走馬灯のように次々と記憶が蘇り

千紘のこともすべて思い出し

そして自分の想いをアンサーを伝える礼弥

「初めて会った時からずっとずっと好きでした」
気が付くとあたりは血の海で

どんなに見渡しても千紘はおらず

そして感じ出す、手ざわり、匂い、味

私は・・・夢うつつのうちに・・・気がつけば・・・

降谷君を・・・全部・・・食べちゃたんだ・・・

せっかく心が戻っても千紘がいなければ意味がないと
絶望に打ちひしがれる礼弥
その後反対する周囲を押し切り

千紘を食べてしまった自分に人里で暮らす資格はないと
氷結のあった山で1人朽ちることを選んだ礼弥
しかし2ヶ月たっても3ヶ月たっても
心も体も朽ちることなく平穏な日々が続き

文通だけは続けたいたダリンから
一周忌くらいは迎えに行くから顔を出せということで

約1年ぶりにダリンと再会を果たした礼弥

みんなと別れてから2ヵ月後にばーぶは息を引き取ったこと
最後まで混濁期に陥ることもなく眠るような最後だったと

それに対して、礼弥が今も無事に生きている理由は
生きたままの千紘の心臓を食べたことにより
記憶が乗り移り、同時に心も満たし続けているのではないかと

そしてわんこと萌路とも再開を果たし

一周忌に参加して仏壇に手を合わせる礼弥
そして早々に帰えろうとする礼弥だったが


そこにまさかの千紘が登場

実は今回の一周忌は茹五郎のもので
わんこたちが2人が鉢合わせするように仕組んだ模様

実は礼弥に心臓を食べられたとき
何度も礼弥から致死量未満のゾンビ毒を受けていたため
死に対して鈍くなっていた千紘、一命を取り留めて

団一郎の援助のもと海外で治療を受けていたとのこと

そして、何度もお前に呼びかけた言葉が
あったんだけどと千紘

それに対して、伝えなきゃいけない言葉あると応じ

「ごちそうさまでしたっ」と笑顔の礼弥
それはないだろうと千紘

2人の心のうちは
ずっと・・・どこまでも・・・朽ち果てるまで・・・・
作者のはっとり先生いわく
幸せになりすぎないラストを意識したのこと
ただ1巻から見続けてきて
やっぱりハッピーすぎるくらいのラストが見たかった
楽しい作品をありがとう御座いました。
次回作も楽しみにしてます。
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前巻の衝撃のラストから少し遡り
混濁期に入ってしまい我を失った礼弥の元に

覚悟を決めて1人向かっていく千紘

自分の傷口をあえて見せつけて

自らを襲わせて、食べさせることにより

自分の味を感じさせ
本当に食べたいモノは何だったのかを
思い出させようとした千紘

しかし礼弥は「ちがう」と呟くと
近くを飛んでいたツバメをムシャムシャと食べ出し

完全に礼弥の中に自分がいないことを理解した千紘

千紘のピンチを察知してか?
身体をひきずって家からやって来たばーぶに
今まで心の片隅に礼弥が自分のことを本当は
覚えてくれているとどこかで信じていた

しかし先ほどの一言で信じていたモノが打ち砕かれ
怖くて礼弥に近づけなくなってしまった
こんな意気地なしな自分に1人の女の子の運命を
背負うことなんて・・・出来るはずなかったんだと千紘

そこに帰国した礼弥父こと団一郎が登場して
千紘にビンタを浴びせて

自分を知らない相手には自分の想いを
伝えられないというのか?
お前の礼弥への想いはその程度だったのか?と叱咤

そんな団一郎も礼弥に襲われて重傷を負うことに

倒れながらも千紘たちが去った後
茹五郎にあってゾンビの末路をすべて聞いた

それでもと気合で立ち上がり

礼弥の「想い」を「願い」を叶えてやれば
奇跡が起きると信じているから帰国した

そして今それが出来るのはお前だけなんだと団一郎

そして、そもそも自分たちは別々の人生を歩み
お互い何も知らない状態から始まったことを思い出し

礼弥にいきなりキスをする千紘

前回のキスと同じように千紘の唇を食べてしまう礼弥

それにより、記憶のそれとも想いの一部が蘇ったのか?
平静さを取り戻す礼弥

それを感じ取ってか?痛っでぇ~とオチャらけて
急に飛び込んできたから勢いでと言い訳をして

もしかして初キッスだった?とからかい
アンタの名前は?と初対面のように演じ
自分の名前が思い出せないと言う礼弥を
少し歩けば思い出すかもと外に連れ出す千紘

川沿いを歩いていると
以前も誰かと一緒に川沿いを歩いた気がすると礼弥

そんな礼弥に誰かとなんてビッチ系?からかう千紘

まだ誰とも正式に付き合ったことはないと反論し
アナタはあるんですか?と礼弥
自分も正式には誰とも付き合ったことがない

告白したオレの言葉に対して
「アンサー」をまだその娘からもらってないからと千紘

それから礼弥の行ってみたかった
遊園地や水族館などなど周って時が過ぎていき
まだ名前を思い出せないのか?と千紘

もう少し散歩をしたら思い出すかもと答える礼弥に

「オレ・・・本当は名前・・・知ってるんだ
キミの名前はさんかれあ」

「ずっとアンサーを待っていた人」だと千紘
走馬灯のように次々と記憶が蘇り

千紘のこともすべて思い出し

そして自分の想いをアンサーを伝える礼弥

「初めて会った時からずっとずっと好きでした」
気が付くとあたりは血の海で

どんなに見渡しても千紘はおらず

そして感じ出す、手ざわり、匂い、味

私は・・・夢うつつのうちに・・・気がつけば・・・

降谷君を・・・全部・・・食べちゃたんだ・・・

せっかく心が戻っても千紘がいなければ意味がないと
絶望に打ちひしがれる礼弥
その後反対する周囲を押し切り

千紘を食べてしまった自分に人里で暮らす資格はないと
氷結のあった山で1人朽ちることを選んだ礼弥
しかし2ヶ月たっても3ヶ月たっても
心も体も朽ちることなく平穏な日々が続き

文通だけは続けたいたダリンから
一周忌くらいは迎えに行くから顔を出せということで

約1年ぶりにダリンと再会を果たした礼弥

みんなと別れてから2ヵ月後にばーぶは息を引き取ったこと
最後まで混濁期に陥ることもなく眠るような最後だったと

それに対して、礼弥が今も無事に生きている理由は
生きたままの千紘の心臓を食べたことにより
記憶が乗り移り、同時に心も満たし続けているのではないかと

そしてわんこと萌路とも再開を果たし

一周忌に参加して仏壇に手を合わせる礼弥
そして早々に帰えろうとする礼弥だったが


そこにまさかの千紘が登場

実は今回の一周忌は茹五郎のもので
わんこたちが2人が鉢合わせするように仕組んだ模様

実は礼弥に心臓を食べられたとき
何度も礼弥から致死量未満のゾンビ毒を受けていたため
死に対して鈍くなっていた千紘、一命を取り留めて

団一郎の援助のもと海外で治療を受けていたとのこと

そして、何度もお前に呼びかけた言葉が
あったんだけどと千紘

それに対して、伝えなきゃいけない言葉あると応じ

「ごちそうさまでしたっ」と笑顔の礼弥
それはないだろうと千紘

2人の心のうちは
ずっと・・・どこまでも・・・朽ち果てるまで・・・・
作者のはっとり先生いわく
幸せになりすぎないラストを意識したのこと
ただ1巻から見続けてきて
やっぱりハッピーすぎるくらいのラストが見たかった
楽しい作品をありがとう御座いました。
次回作も楽しみにしてます。
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さんかれあ(マンガ)11巻 発売日情報
さんかれあ(マンガ) 11巻
発売日情報


発売日は2014年11月7日です。
ついについに最終巻
千紘の記憶を失っている礼弥
しかし混濁期に入ってしまい
沸き起こる千紘を食べたいという欲求
そんな礼弥と一対一で対峙した千紘は
どうなる!?どうする!?
本当に本当の最終巻です。
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発売日情報
発売日は2014年11月7日です。
ついについに最終巻
千紘の記憶を失っている礼弥
しかし混濁期に入ってしまい
沸き起こる千紘を食べたいという欲求
そんな礼弥と一対一で対峙した千紘は
どうなる!?どうする!?
本当に本当の最終巻です。
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さんかれあ(マンガ)10巻 感想
さんかれあ(マンガ) 10巻


氷漬けから復活した 茹五郎の2番目の妻お時が語る

茹五郎が蘇生丸を作り出したきっかけと研究をやめた理由
明治の初め、奥羽の小さな集落で暮らしていた茹五郎
(ゾンビ研究により100年以上の時を生き続けていることに)

集落の一の大男でみなからも大変慕われていて

かつて近所に住んでいた藩医からこっそり模写した本をヒントに
独学で薬を作り、ほぼ見返りを求めずに村人たちに与えていた
そんな茹五郎も隣村からお嫁さんをもらい

妻の貞は物腰が柔らかく、謙虚な人で
茹五郎のやることなすこと何一つ不満をもらさず
常に一歩後ろから支えてくれて、幸せな毎日
そんな中、村で疫病が流行してしまい
村人たちを救うための薬を手に入れるため上京を決意した茹五郎

そんな茹五郎の袖を掴み「いかん・・・といて・・・」

それは貞が茹五郎に見せた初めてのわがままで

だからこそ、みんなを何よりも貞を救うため
薬を持ってくることが己の使命であると信じて
貞を振り切り上京した茹五郎

しかし村に戻ったときには村人も貞の命も絶えていて
頭をよぎる貞の最初で最後になってしまったわがまま
なぜ自分はあの時・・・・・

それからありもしない薬を求めて、不眠不休で調合に取りかかり

ついに蘇生丸を完成させてしまう茹五郎

しかし、まだ完成度が低かった蘇生丸
我を失っている貞に噛み付かれ気を失い

目を覚ますとそこはお世話になった元藩医の家で・・・・
貞を失ったショックで引き篭もりになった茹五郎

そんな茹五郎にちょっかい出したのが藩医の1人娘で
茹五郎にとっても心の癒しになったらしいと

その娘がついに茹五郎に夜這いをかけて
2人は結ばれ、数年後に上京して診療所をはじめた
その1人娘とはお時のことで

診療所の評判も上々で幸せな日々
しかし、茹五郎が夜中に何度も1人で出かけることに
気づいていたお時は、浮気を疑い後をつけることに

着いた先は紫両寺という廃寺で
(紫両寺は千紘の実家)

そこで見たものは茹五郎のもう一つの顔で
集落でのこと貞のことそして蘇生丸のこと
全てを聞かされて、まだ心の傷が癒えていないと思ったお時
それらのことを知っても茹五郎のことが好きだったし

自分自身がお金に目がくらみ研究にドハマリ
どちらが先に死んだら躯を実験台にしようと約束させるほどで

そして、裏山で採取したおいしそうなキノコが
まかさの毒キノコであっさりと絶命してしまうお時

蘇生丸を使うことはやはり禁忌だと分かっていたはずの茹五郎
それでも再び妻を失った寂しさからかお時を蘇らせてしまい
今度の薬の効果はなかなかいい感じで
家の奥に隠れて暮らし、自分自身を観察する日々

そして、気が付いた進行する腐敗以上の問題
大好物を思う存分に喰らいたい欲求
そこで身を引く決意をしたお時は氷漬けの実験を志願

この研究が幸せに繋がるか分からなくなってきた
研究をやめてもいいと思っていると茹五郎

しかし、お時がうっかり外をうろついたせいで大騒ぎになり
それを聞きつけたいくつかの怪しい研究機関から
誘いをうけている状態で、騒ぎが大きくなってしまった今
普通の生活には戻れず、誘いを受けるしかない
でもこの先、自分一人では・・・・弱音を吐く茹五郎

何かあったら私を起こしに来ればいい
話せないかもしれないが、話を聞くことは出来る
寂しかったら別の人を娶ってもいい、それと子づくり
そうすれば寂しさも紛れるとお時

意識を失ってから数えきれないほど時を重ねた頃
呼び起されて目を覚ますとそこには
思い出とはかけ離れた茹五郎がいて

ワシはどおすればいいんじゃぁ~と泣き叫んでいて
詳しく話を聞いてみると
数十年前に結婚して、娘と孫たちが出来たのだが

その娘と孫たちが東北にいた自分を訪ねた帰りに事故に遭い
孫たちは奇跡的に助かったが、娘の柚菜はもう助からない

意識を失う寸前にお願いがある訴える柚菜
あの子たちと遊園地へ行くと約束している
だからもう少しだけここに居たい

たとえ・・・・ワタシが・・・・ゾンビになっても・・・・
柚菜だけには教えてしまっていた研究のこと
ゾンビの末路を知り尽くしている茹五郎
悩みに悩み抜き、お時の所に相談に来た
しかし、話を聞くだけで何も答えないお時
なぜならそれは茹五郎はすでに答えをもっていたから

今ここで使わずして・・・一体、何のための研究だったのだと

話を聞いて思い出した千紘
封印してしまった柚菜のこと、つまりかーちゃんことを

まだ幼少のころ自分と萌路

2人でまとわりつき離れなかった大好きなかーちゃん

そして、指切りで約束した遊園地に行くこと
数日後にに起こってしまった事故
最悪の事態をみんなが覚悟していた

しかし、約束の前日に何事もなかったのように
家に帰って来てくれたかーちゃん

そして、果たしてくれた遊園地
どんな乗り物であそんだことよりもかーちゃんと一緒に行けたこと事態
ただただうれしかった
そこでかーちゃんがみんなには内緒だよと教えてくれた

「おかーさんね。実はゾンビなの」・・・・冗談と思っていた

今思えばだがかーちゃんは1か月後に家を出て行った

そうしないといずれオレたちを食べようとしてしまうと知っていたから
そのことを知らない自分たちは東北のじーちゃん家に
いるであろうと思い、お年玉を使って会いに行ってしまった

そこで見てしまったのは磔にされていた

かーちゃんの最後の姿で・・・・・

そのあまりの光景に気をうしなってしまい
自分と萌路はかーちゃんの記憶をなくしたと千紘
そこで思う、茹五郎ならもっと楽な最後を
お時のように氷漬けにもできたはずだと

理性を失っても、体が朽ちても、場所が離れていても
今、千紘たちが生きている・・・今、この瞬間を
最後の最後まで共にしたいと柚菜が望んだとお時
それを聞いて頭によぎる

「私は別に治らなくてもいい、短い間だけだとしても
降谷くんと一緒にいられればそれだけで・・・」と言った礼弥が

ゾンビにとっての一番の幸せは何かと質問する千紘

好きな人を骨の髄まで食べつくすこと
もう少しロマンティックに言えば

その人との想い出を独り占めしたいだけなのかもとお時
話を聞き終えて、じーちゃんにも伝えておくと千紘

その必要はないとお時
私も茹五郎も共に往くのだからと沈んで行き・・・・
茹五郎が柚菜の件で相談に来たときに交わした2つの約束
1つめは千紘が訪ねていたら茹五郎に代わり真相を話すこと
2つめは私が再び目を覚ますときは最後が近い時だから

せめて最後は共に往こうと・・・・・

茹五郎からの手紙は遺書だったと気づいた千紘
帰りのタクシーの中で、ダリンが茹五郎の死を携帯で確認

素直に茹五郎を許すことは出来ないが
柚菜や自分達のためにしてくれたことでもあり
何よりも自分も礼弥に同じことをしていると千紘

礼弥にも柚菜と同じ最後の時がくる
だからそこに至るまでの、ゾンビの期間が幸せだったかが
大切になり、それが唯一のやれることだとダリン

それでもまだ信じたい
礼弥がこの先、何十年と居続けられることをと

千紘には何か試すべきことがあるようだが・・・・
その後、実家の寺に帰ると

ボロボロの萌路と荒らされた家

さらに重傷を負った呶恩の姿が

記憶を失い食べたいモノも分からなくなった礼弥は
混濁期を通り越して終末期に向かってしまったようで
かすかに残る記憶でたどり着いた降谷家で大暴れ

必死のわんこの説得も実らず

散華女子の講堂に篭ってしまった礼弥

礼弥が他のモノを襲ったりしないように
自分の好物を思い出させてあげればいいと向かう千紘

そして、2人は対峙して・・・・・・
ほぼ全ての謎が解けた今回
そして、次巻は最終巻!!
礼弥父こと団一郎も参戦するようで
千紘は礼弥を柚菜やお時とは違う結末に導けるのか!?
楽しみです。
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氷漬けから復活した 茹五郎の2番目の妻お時が語る

茹五郎が蘇生丸を作り出したきっかけと研究をやめた理由
明治の初め、奥羽の小さな集落で暮らしていた茹五郎
(ゾンビ研究により100年以上の時を生き続けていることに)

集落の一の大男でみなからも大変慕われていて

かつて近所に住んでいた藩医からこっそり模写した本をヒントに
独学で薬を作り、ほぼ見返りを求めずに村人たちに与えていた
そんな茹五郎も隣村からお嫁さんをもらい

妻の貞は物腰が柔らかく、謙虚な人で
茹五郎のやることなすこと何一つ不満をもらさず
常に一歩後ろから支えてくれて、幸せな毎日
そんな中、村で疫病が流行してしまい
村人たちを救うための薬を手に入れるため上京を決意した茹五郎

そんな茹五郎の袖を掴み「いかん・・・といて・・・」

それは貞が茹五郎に見せた初めてのわがままで

だからこそ、みんなを何よりも貞を救うため
薬を持ってくることが己の使命であると信じて
貞を振り切り上京した茹五郎

しかし村に戻ったときには村人も貞の命も絶えていて
頭をよぎる貞の最初で最後になってしまったわがまま
なぜ自分はあの時・・・・・

それからありもしない薬を求めて、不眠不休で調合に取りかかり

ついに蘇生丸を完成させてしまう茹五郎

しかし、まだ完成度が低かった蘇生丸
我を失っている貞に噛み付かれ気を失い

目を覚ますとそこはお世話になった元藩医の家で・・・・
貞を失ったショックで引き篭もりになった茹五郎

そんな茹五郎にちょっかい出したのが藩医の1人娘で
茹五郎にとっても心の癒しになったらしいと

その娘がついに茹五郎に夜這いをかけて
2人は結ばれ、数年後に上京して診療所をはじめた
その1人娘とはお時のことで

診療所の評判も上々で幸せな日々
しかし、茹五郎が夜中に何度も1人で出かけることに
気づいていたお時は、浮気を疑い後をつけることに

着いた先は紫両寺という廃寺で
(紫両寺は千紘の実家)

そこで見たものは茹五郎のもう一つの顔で
集落でのこと貞のことそして蘇生丸のこと
全てを聞かされて、まだ心の傷が癒えていないと思ったお時
それらのことを知っても茹五郎のことが好きだったし

自分自身がお金に目がくらみ研究にドハマリ
どちらが先に死んだら躯を実験台にしようと約束させるほどで

そして、裏山で採取したおいしそうなキノコが
まかさの毒キノコであっさりと絶命してしまうお時

蘇生丸を使うことはやはり禁忌だと分かっていたはずの茹五郎
それでも再び妻を失った寂しさからかお時を蘇らせてしまい
今度の薬の効果はなかなかいい感じで
家の奥に隠れて暮らし、自分自身を観察する日々

そして、気が付いた進行する腐敗以上の問題
大好物を思う存分に喰らいたい欲求
そこで身を引く決意をしたお時は氷漬けの実験を志願

この研究が幸せに繋がるか分からなくなってきた
研究をやめてもいいと思っていると茹五郎

しかし、お時がうっかり外をうろついたせいで大騒ぎになり
それを聞きつけたいくつかの怪しい研究機関から
誘いをうけている状態で、騒ぎが大きくなってしまった今
普通の生活には戻れず、誘いを受けるしかない
でもこの先、自分一人では・・・・弱音を吐く茹五郎

何かあったら私を起こしに来ればいい
話せないかもしれないが、話を聞くことは出来る
寂しかったら別の人を娶ってもいい、それと子づくり
そうすれば寂しさも紛れるとお時

意識を失ってから数えきれないほど時を重ねた頃
呼び起されて目を覚ますとそこには
思い出とはかけ離れた茹五郎がいて

ワシはどおすればいいんじゃぁ~と泣き叫んでいて
詳しく話を聞いてみると
数十年前に結婚して、娘と孫たちが出来たのだが

その娘と孫たちが東北にいた自分を訪ねた帰りに事故に遭い
孫たちは奇跡的に助かったが、娘の柚菜はもう助からない

意識を失う寸前にお願いがある訴える柚菜
あの子たちと遊園地へ行くと約束している
だからもう少しだけここに居たい

たとえ・・・・ワタシが・・・・ゾンビになっても・・・・
柚菜だけには教えてしまっていた研究のこと
ゾンビの末路を知り尽くしている茹五郎
悩みに悩み抜き、お時の所に相談に来た
しかし、話を聞くだけで何も答えないお時
なぜならそれは茹五郎はすでに答えをもっていたから

今ここで使わずして・・・一体、何のための研究だったのだと

話を聞いて思い出した千紘
封印してしまった柚菜のこと、つまりかーちゃんことを

まだ幼少のころ自分と萌路

2人でまとわりつき離れなかった大好きなかーちゃん

そして、指切りで約束した遊園地に行くこと
数日後にに起こってしまった事故
最悪の事態をみんなが覚悟していた

しかし、約束の前日に何事もなかったのように
家に帰って来てくれたかーちゃん

そして、果たしてくれた遊園地
どんな乗り物であそんだことよりもかーちゃんと一緒に行けたこと事態
ただただうれしかった
そこでかーちゃんがみんなには内緒だよと教えてくれた

「おかーさんね。実はゾンビなの」・・・・冗談と思っていた

今思えばだがかーちゃんは1か月後に家を出て行った

そうしないといずれオレたちを食べようとしてしまうと知っていたから
そのことを知らない自分たちは東北のじーちゃん家に
いるであろうと思い、お年玉を使って会いに行ってしまった

そこで見てしまったのは磔にされていた

かーちゃんの最後の姿で・・・・・

そのあまりの光景に気をうしなってしまい
自分と萌路はかーちゃんの記憶をなくしたと千紘
そこで思う、茹五郎ならもっと楽な最後を
お時のように氷漬けにもできたはずだと

理性を失っても、体が朽ちても、場所が離れていても
今、千紘たちが生きている・・・今、この瞬間を
最後の最後まで共にしたいと柚菜が望んだとお時
それを聞いて頭によぎる

「私は別に治らなくてもいい、短い間だけだとしても
降谷くんと一緒にいられればそれだけで・・・」と言った礼弥が

ゾンビにとっての一番の幸せは何かと質問する千紘

好きな人を骨の髄まで食べつくすこと
もう少しロマンティックに言えば

その人との想い出を独り占めしたいだけなのかもとお時
話を聞き終えて、じーちゃんにも伝えておくと千紘

その必要はないとお時
私も茹五郎も共に往くのだからと沈んで行き・・・・
茹五郎が柚菜の件で相談に来たときに交わした2つの約束
1つめは千紘が訪ねていたら茹五郎に代わり真相を話すこと
2つめは私が再び目を覚ますときは最後が近い時だから

せめて最後は共に往こうと・・・・・

茹五郎からの手紙は遺書だったと気づいた千紘
帰りのタクシーの中で、ダリンが茹五郎の死を携帯で確認

素直に茹五郎を許すことは出来ないが
柚菜や自分達のためにしてくれたことでもあり
何よりも自分も礼弥に同じことをしていると千紘

礼弥にも柚菜と同じ最後の時がくる
だからそこに至るまでの、ゾンビの期間が幸せだったかが
大切になり、それが唯一のやれることだとダリン

それでもまだ信じたい
礼弥がこの先、何十年と居続けられることをと

千紘には何か試すべきことがあるようだが・・・・
その後、実家の寺に帰ると

ボロボロの萌路と荒らされた家

さらに重傷を負った呶恩の姿が

記憶を失い食べたいモノも分からなくなった礼弥は
混濁期を通り越して終末期に向かってしまったようで
かすかに残る記憶でたどり着いた降谷家で大暴れ

必死のわんこの説得も実らず

散華女子の講堂に篭ってしまった礼弥

礼弥が他のモノを襲ったりしないように
自分の好物を思い出させてあげればいいと向かう千紘

そして、2人は対峙して・・・・・・
ほぼ全ての謎が解けた今回
そして、次巻は最終巻!!
礼弥父こと団一郎も参戦するようで
千紘は礼弥を柚菜やお時とは違う結末に導けるのか!?
楽しみです。
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さんかれあ(マンガ)10巻 発売日情報
さんかれあ(マンガ) 10巻
発売日情報


発売日は2014年6月9日です。
じーちゃんの手紙に導かれ氷穴に赴いた千紘を待っていたのは、
氷漬けのゾンビ・お時だった。
その口から、蘇世丸誕生にまつわる悲劇、
そして母を襲った哀しい運命が語られる。
一方、記憶を喪いながらも、日常を取り戻したかに見えた
礼弥に異変が起きていた!
“食欲”に支配され、恐れていた流血の惨事が!!
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発売日は2014年6月9日です。
じーちゃんの手紙に導かれ氷穴に赴いた千紘を待っていたのは、
氷漬けのゾンビ・お時だった。
その口から、蘇世丸誕生にまつわる悲劇、
そして母を襲った哀しい運命が語られる。
一方、記憶を喪いながらも、日常を取り戻したかに見えた
礼弥に異変が起きていた!
“食欲”に支配され、恐れていた流血の惨事が!!
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さんかれあ(マンガ)9巻 感想
さんかれあ(マンガ) 9巻


コントロールを奪い取った18で容赦なく

茹五郎を攻撃するサルヴァ
さらに娘のダリンにまで手をかけようとするが

万一に備え礼弥と自分を守るように
18のデータを書き換えていたダリン

重傷を負いながら、「残り少ない命を償いに使うためにここに来た」と茹五郎

時を同じくして、倉庫の蘇生丸に火を放つ千紘
倉庫からの火災警報で蘇生丸が燃やされたことを悟り
逆上するサルヴァだったが

混濁期のばーぶがロザリエの首を噛みちぎり

さらにサルヴァの目も攻撃する
視力を失いながらもロザリエ心配し、抱きしめるサルヴァ

そんなサルヴァを拒絶し、自身の首ごと突き落すロザリエ

最後の最後まで拒絶され、終わりを迎えてしまったサルヴァ

そして、千紘はばーぶと共に無事に家に帰り・・・・
ばーぶはサルヴァに襲い掛かった時に
サルヴァが持っていたワクチンを偶然体に浴びて

とりあえずは混濁期は抜けて様で

茹五郎は償いとして、ここにいるすべてのゾンビを看取り、
埋葬するためにZoMAに残ることを決断し
サルヴァがいなくなり、頼れるのは茹五郎だけだからと
一緒に残ろうとしたダリンは


千紘の説得に応じて、まずは外の病院で怪我を治療することに
そして、礼弥は脳の一部が生きていたという希望を得たものの

千紘の記憶は完全に忘れている状態で
そのことを知った千紘は自分とのことを思い出してもらうために

観察記録のビデオを見せたのだが

完全に逆効果でむしろ警戒されてしまって

千紘とは一緒に帰らず、実家に帰ることに

そんな事情をすべて聞き終えた蘭子が
なにかいいことを思いついたようで・・・・
翌日、自分はマネージャーだと名乗り

礼弥の家を訪れる蘭子

そして、礼弥はローカルアイドルで

千紘は専属のカメラマンだとだまし

2人が出会った廃墟に連れ出し、偽のPV撮影を開始する。

その後、千紘と礼弥を2人にする蘭子

思い出の井戸に興味を示す礼弥に畳み掛けるように

礼弥が千紘を初めて食べようとしたときを再現し
ショック療法で記憶を戻すという策を実行するも

「何してるんですか?」とあっさりと見破られ
作戦は失敗だと思われたのだが

おいしそう、食べたいと禁断症状をみせ

千紘に襲い掛かろうとする礼弥

そこに紫陽花をバラマキ登場するダリン

完全に千紘に対してツンデレ状態のダリン
礼弥が千紘に襲い掛かったのは記憶が戻った訳ではなく
紫陽花の摂取不足による、空腹が原因だと指摘


俺のことは嫌ってもいいから
紫陽花だけは自分のために食べてくれと訴える千紘

礼弥も自分をゾンビした千紘が作った蘇生丸を入れていた瓶を
「何か大切なものが詰まっているように思う」と
記憶はなくとも、心の奥底では千紘のことを思っているようで

記憶が戻らなくとも、新たな関係を築いていけばいいとダリン
とりあえずは実家が居心地が悪いと感じていた礼弥は
ダリンが借りたアパートで2人で暮らし

転向してきたダリンと共に蘭子も通う学校に通い
普通の学生生活を送ることに
礼弥もダリンも茹五郎もいなくなり、寂しく思い
久しぶりにゾンビ映画を見ることにした千紘

そこに18に似たフクロウが茹五郎の手紙を持ってきて
手紙には前に行ったキャンプ場の氷穴に迎えと書かれ

そこには、母親に似た凍ったゾンビの氷塊があり
指示通りに近くのたまり水まで運び解凍を待つことに
そうすれば全てが分かるというのだが
怖くなった千紘はダリンを呼び出すことに

2時間後事情を聞きやって来たダリンにしがみ付き
解凍場所へと戻るのだが

そこにあるはずのゾンビを凍らした氷の塊が無くなっていて
大いに焦るのだが

「げっつ・・・」と動き、話しかけてくる凍っていたゾンビ

自分の名前はお時(おとき)で茹五郎の2番目の嫁だと自己紹介をはじめ
(千紘が知っているのは祖母ば3番目)

自分には時間がないことを告げる
そして千紘から事情を聞き、ここに茹五郎がいないということは
全てを自分が話せと言う事なのだろうと

茹五郎が蘇生丸を作り始めたきっかけと
研究をやめたきっかけを話すとお時

やめた理由には千紘の母、柚奈が関係しているようで・・・・
その頃、ダリンに家にいるように言われたはずの礼弥が

混濁状態??で徘徊し、公園にいた鳩を見つめ

そこで学校の後輩と遭遇するのだが

もしかして、鳩を食べちゃった???
最後の最後まで拒絶され死を迎えたサルヴァ
そんなサルヴァの死をあっさりと乗り越え
千紘が気になりだしたダリン
そして、明かされるゾンビ研究の第一人者茹五郎の過去
クライマックスも迫ってきたように感じる展開
次巻も楽しみです。
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コントロールを奪い取った18で容赦なく

茹五郎を攻撃するサルヴァ
さらに娘のダリンにまで手をかけようとするが

万一に備え礼弥と自分を守るように
18のデータを書き換えていたダリン

重傷を負いながら、「残り少ない命を償いに使うためにここに来た」と茹五郎

時を同じくして、倉庫の蘇生丸に火を放つ千紘
倉庫からの火災警報で蘇生丸が燃やされたことを悟り
逆上するサルヴァだったが

混濁期のばーぶがロザリエの首を噛みちぎり

さらにサルヴァの目も攻撃する
視力を失いながらもロザリエ心配し、抱きしめるサルヴァ

そんなサルヴァを拒絶し、自身の首ごと突き落すロザリエ

最後の最後まで拒絶され、終わりを迎えてしまったサルヴァ

そして、千紘はばーぶと共に無事に家に帰り・・・・
ばーぶはサルヴァに襲い掛かった時に
サルヴァが持っていたワクチンを偶然体に浴びて

とりあえずは混濁期は抜けて様で

茹五郎は償いとして、ここにいるすべてのゾンビを看取り、
埋葬するためにZoMAに残ることを決断し
サルヴァがいなくなり、頼れるのは茹五郎だけだからと
一緒に残ろうとしたダリンは


千紘の説得に応じて、まずは外の病院で怪我を治療することに
そして、礼弥は脳の一部が生きていたという希望を得たものの

千紘の記憶は完全に忘れている状態で
そのことを知った千紘は自分とのことを思い出してもらうために

観察記録のビデオを見せたのだが

完全に逆効果でむしろ警戒されてしまって

千紘とは一緒に帰らず、実家に帰ることに

そんな事情をすべて聞き終えた蘭子が
なにかいいことを思いついたようで・・・・
翌日、自分はマネージャーだと名乗り

礼弥の家を訪れる蘭子

そして、礼弥はローカルアイドルで

千紘は専属のカメラマンだとだまし

2人が出会った廃墟に連れ出し、偽のPV撮影を開始する。

その後、千紘と礼弥を2人にする蘭子

思い出の井戸に興味を示す礼弥に畳み掛けるように

礼弥が千紘を初めて食べようとしたときを再現し
ショック療法で記憶を戻すという策を実行するも

「何してるんですか?」とあっさりと見破られ
作戦は失敗だと思われたのだが

おいしそう、食べたいと禁断症状をみせ

千紘に襲い掛かろうとする礼弥

そこに紫陽花をバラマキ登場するダリン

完全に千紘に対してツンデレ状態のダリン
礼弥が千紘に襲い掛かったのは記憶が戻った訳ではなく
紫陽花の摂取不足による、空腹が原因だと指摘


俺のことは嫌ってもいいから
紫陽花だけは自分のために食べてくれと訴える千紘

礼弥も自分をゾンビした千紘が作った蘇生丸を入れていた瓶を
「何か大切なものが詰まっているように思う」と
記憶はなくとも、心の奥底では千紘のことを思っているようで

記憶が戻らなくとも、新たな関係を築いていけばいいとダリン
とりあえずは実家が居心地が悪いと感じていた礼弥は
ダリンが借りたアパートで2人で暮らし

転向してきたダリンと共に蘭子も通う学校に通い
普通の学生生活を送ることに
礼弥もダリンも茹五郎もいなくなり、寂しく思い
久しぶりにゾンビ映画を見ることにした千紘

そこに18に似たフクロウが茹五郎の手紙を持ってきて
手紙には前に行ったキャンプ場の氷穴に迎えと書かれ

そこには、母親に似た凍ったゾンビの氷塊があり
指示通りに近くのたまり水まで運び解凍を待つことに
そうすれば全てが分かるというのだが
怖くなった千紘はダリンを呼び出すことに

2時間後事情を聞きやって来たダリンにしがみ付き
解凍場所へと戻るのだが

そこにあるはずのゾンビを凍らした氷の塊が無くなっていて
大いに焦るのだが

「げっつ・・・」と動き、話しかけてくる凍っていたゾンビ

自分の名前はお時(おとき)で茹五郎の2番目の嫁だと自己紹介をはじめ
(千紘が知っているのは祖母ば3番目)

自分には時間がないことを告げる
そして千紘から事情を聞き、ここに茹五郎がいないということは
全てを自分が話せと言う事なのだろうと

茹五郎が蘇生丸を作り始めたきっかけと
研究をやめたきっかけを話すとお時

やめた理由には千紘の母、柚奈が関係しているようで・・・・
その頃、ダリンに家にいるように言われたはずの礼弥が

混濁状態??で徘徊し、公園にいた鳩を見つめ

そこで学校の後輩と遭遇するのだが

もしかして、鳩を食べちゃった???
最後の最後まで拒絶され死を迎えたサルヴァ
そんなサルヴァの死をあっさりと乗り越え
千紘が気になりだしたダリン
そして、明かされるゾンビ研究の第一人者茹五郎の過去
クライマックスも迫ってきたように感じる展開
次巻も楽しみです。
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