食戟のソーマ（マンガ）１３巻 感想

食戟のソーマ（マンガ）　１３巻



秋の選抜決勝戦
アキラとリョウがおはだけを引き出したのに対して
ノーおはだけのソーマ

しかし「サンマの炊き込みご飯」を
豆乳ベースの白いスープをかけ

「サンマの炊き込みご飯おじや風」に
進化させたことにより

発動されるおはだけ

城一郎が認める自分にないソーマの才能
「自分に足りない部分にあっけらかんと向き合う強さ」

快進撃を続けるソーマが周囲から認めらない
その理由はソーマを認めてしまうと
努力していない自分を認めることになるから

しかしその潮目を

「幸平創真ってすげぇ」と確実に変えるほどの
一品を披露して見せたソーマ

調理技術、味、目利きに、発想力
総合力で見た場合３名とも互角であると仙左衛門
そんな中、勝負を決めたのは
料理人の顔が見える料理
「必殺料理」であったかどうか

自分の両親の顔も分からず
スラム街に捨てられ
厳しい幼少期を過ごしていたアキラに

君のふさわしい場所はそこじゃない
「君の嗅覚は世界を変えちゃうかもしれない」と
生きる意味を与えた潤
潤のため香で世界を変えることを目指した料理

秋の選抜優勝は葉山アキラ

決まった瞬間、思わず潤を抱きしめてしまうアキラ

敗れた２人は早速、アキラの料理の分析を開始
これからも切磋琢磨し、高め合うであろう３人

初めて同年代に負けたことにより
「自分にしかできない料理」という
新たな成長への導を得たソーマ

たった１人で皿に向き合っても
それまでと変わらぬ自分が写るだけ
同年代に肩の並べる者のいない
えりなは何を思う・・・・？

秋の選抜を終えてしばらく
アキラの元へ通い詰めるソーマ

そんなソーマに触発され
女性人も集まり高めあう日々

そして始まる実地研修（スタジエール）
高等部1年の生徒達が外部の様々な料理の
現場に派遣される
結果が出なければ即退学ありのカリキュラム

合格への基準は「目に見える実績をあげること」

最初の研修は２人１組で派遣され
ソーマのパートナーは秘書子こと緋沙子

派遣先は豊富なメニュー数と丁寧な仕事で
地元で愛され三代続く「洋食の三田村」

ただ半年前に最寄り駅に新幹線が止まるようになってから、
乗客前に客が殺到するようになり
オーダーを処理しきれず、キャンセルさせる事態が続発

まるで戦場のような現場

豊富な実戦経験を活かし、
テキパキと仕事をこなすソーマ

必死に食らいつく緋沙子

２人の活躍により何とかピークを乗り切り

アキラに負けて、自信を失った自信を
少し取り戻したように見える緋沙子
その後問題なく店は機能、研修も終わりに近づくころ

自分たちが抜けたらどうなる？
大きな問題にようやく気づき緊急会議を召集

メニュー数を絞ることを提案する緋沙子に
それでは三田村ではなくなると反発するスタッフ
でも今のままではお客さんが可哀想だ

そして飛び込みをすべて断り
完全予約制にすることを提案
しかしたくさん来てくれている
お客さんを失うのは怖いと再び反対の声があがる中

環境が変わったならば、自らも変わらなければならい
本当に貫きたいものがあるならば
体裁など気にせずしがみつくべきだと緋沙子

「経営者として貫きたいものはなんですか？」という
ソーマの問に三田村シェフの決断は完全予約制の導入
それにより、最近の混雑で足が遠のいていた
地元の常連さんが来店

「やっぱり・・・ここの味はいいねぇ」

見ごとに第一のスタジェールを突破したソーマ
そして1人で向かう次の派遣先は

あの四宮小次郎がオーナーシェフの
「SHINO'S TOKYO」で・・・・・

秋の選抜も完全決着
ただ負けを失敗をも糧に成長していくソーマ
さらに四宮の元でさらに成長が加速しそう
次巻も楽しみです。

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